オーニングテント「ニュースーパーマキシム・ボックスタイプ」
基本構成図
①取付ブラケット ②補助ブラケット ※1 ③ベースパイプ ④エンドブラケット ⑤手動ギア(G2型) ※2 ⑥上ケース ⑦ケース側板 ⑧巻き取りパイプ ⑨巻取サポート ※3 ⑩下ケース ⑪下ケースホルダー ※4 ⑫左アーム ※5 ⑬右アーム ※5 ⑭前枠金具 ⑮前枠 ⑯前枠カバー ⑰前枠キャップ ⑱キャンバス ⑲アームブラケット ※6 ⑳前枠ガイド ㉑アームストッパー
※1.補助ブラケットは、W=3,435(1.75間)より大きいサイズで使用します。
※2.手動ギア(G2型)は手動タイプでの設定です。その他の電動、電手動タイプの設定もあります。手動ギア(G2型)は、逆転防止機能付きギアです。
※3.巻取サポートは、W=5,255(2.75間)より大きいサイズで使用します。
※4.下ケースホルダーは、間口サイズによって、数が異なります。
※5.アームの規格は4種類です。
※6.アーム規格は10~20と25とでは、形状(ベースパイプへの取付け巾)が異なります。
4種類の開閉機構に対応
■手動タイプ
クランクハンドルで開閉操作を行う、シンプルな手動タイプ。オプションの専用ホルダーでスッキリ収納できます。
●クランクハンドル
●手動ギア
- 逆転防止機能を標準装備。
- キャンバスを破損しにくく、フリーセッティングにより装着も簡単。
- ギア比15:1で耐久性も向上。
■電動タイプ
スイッチで簡単に開閉操作が行える便利な電動タイプ。さらにオプションで、センサーシステム、一斉操作システム、リモコンシステムとの組み合わせが可能です。
●スイッチ
- オプションで「埋め込み鍵付スイッチ」「埋め込みスイッチ」もあります。
●電動モーター
- 規格内全ての間口・出巾に対応可能な高トルクモーター。
■電手動タイプ
通常はスイッチで簡単に開閉操作が行える、便利な電手動タイプ。万が一の停電などの緊急時には手動での開閉操作が行えるので安心です。さらにオプションで、センサーシステム、一斉操作システム、リモコンシステムとの組み合わせが可能です。
●スイッチ&クランクハンドル
●電手動兼用モーター
- 停電などの非常時には手動で開閉操作が可能。
- (ギア比 27:1 / 55:1)
■電動リモコン(オプション)
受信機内蔵モーター「アルタス」には未対応のため、外付け受信機を使用する「リモコンシステム」(オプション)によりご利用いただけます。
●リモコン(標準タイプ)
- 電動リモコンタイプを複数台使用の場合、リモコン(標準タイプ)に追加登録することで、一斉操作が可能です。
- マルチタイプ(オプション)は1つのリモコンで4台までのオーニングを個別に操作することができます。
- 陽光ON/OFF切替機能付きタイプ(オプション)もあります。
- ※画像は旧タイプのデザインです。
●外付け受信機
- リモコンによる送信距離は、コンクリート壁を挟んで約20m。
- センサーやスイッチ操作の併用も可能です。
操作用部品
■操作用部品
- 【手動】操作ハンドルの長さを5種類から選んでください。
- 1,000mm / 1,450mm / 1,700mm / 1,950mm / 2,200mm / 特注(※)
- クランクハンドルの長さは、床から操作部までの長さより、約1,200mmを差し引いた寸法をお選びください。
- 【電動】露出鍵付きスイッチ(標準)が付属します。オプションで他のスイッチも選択できます。
- 露出スイッチ(※) / 埋め込み鍵付スイッチ(※) / 埋め込みスイッチ(※)
- 【電手動】 標準スイッチが付属します。オプションで他のスイッチも選択できます。 操作ハンドルの長さを5種類から選んでください。
- 【電動リモコン】標準タイプリモコンが付属します。オプションで他のリモコンも選択できます。
- マルチタイプリモコン(※) / 陽光ON/OFF切替機能付きリモコン(※)
センサーオプション
■センサーシステム
センサー制御により、オーニングを自動コントロールするシステムです。強風を察知し保護機能により自動的に生地を巻き取る「風力センサー」と、日射しの状況を感知し自動的に張り出しや巻取りを行う「陽光センサー」が、人の手を煩わすことなく快適な空間をサポートします。また、開閉スイッチ付きで、マニュアル操作も可能です。
- 風力センサー感知中は、陽光センサー・開閉スイッチ機能は作動しません。
- オプションでリモコンシステムとの併用も可能です(SM1のみ)。
- センサーはあくまでも非常時用で、精神を保証するものではございません。基本は人による管理をお願いします。
コントロールオプション
■一斉操作システム
複数のオーニングをスイッチ1台で一斉に開閉することができるシステムです。専用スイッチを設置すればそれぞれを個別操作することも可能です。また1台に対して複数のスイッチを設置したり、センサーシステムやリモコンシステムと組み合わせて使用することもできます。
- スイッチ1台で一斉操作を行う際は、オーニング台数分のCD4が必要となります。
- 一斉操作用、個別操作用スイッチはCD4専用のスイッチが必要です。
■リモコンシステム
「電動タイプ」「電手動タイプ」やセンサーシステム・一斉操作システムと組み合わせてリモコン操作を可能にするシステムです。
- リモコンによる送信距離は、コンクリート壁を挟んで約20m。
- 本リモコンは電波法に準じた特定省電力無線設備の認証品です。
- SM1、CD4と併用してお使いになる場合は専用の受信機となります。
標準寸法図
■最小間口 W(外形寸法)(単位:mm)
※( )寸法はアームブラケットを取付ブラケットの外側に設置した特殊な場合の納まりです。
断面図
出巾(D)と勾配(H)の関係
■勾配寸法表
※表内の数値は参考値ですので、設置時の目安としてご使用ください。
※途中使いをすると雨がたまりやすくなりますので、ご注意ください。
標準収まり図
▼コンクリート造壁面納まり
▼木造壁面納まり
▼ALC造壁面納まり
取付ブラケット寸法
■参考締結部品一覧表
躯体 | 品種 | サイズ | 下穴径 |
木造 | コーチねじ | Ø 9×100 | Ø 6.5 |
RC造打放し | グリップアンカー | M10×40 | Ø 14.5 |
RC造打放し | オールアンカー | M10×80 | Ø 10.5 |
RC+モルタル等 | アジャストアンカー | M10×80 | Ø 15.0 |
- 木造の場合、柱は10年以上維持できる十分な強度があり、100角以上の材料(松、楓、檜等)とし、コーチボルト65mm以上は柱、梁材料に確実にねじ込んで締結してください。
- 取付ブラケットは、所定の位置に所定の数量を必ず設置してください。
- 取付ブラケットは、重量・使用に耐えられる構造体に直接取り付けてください。
- 取付ブラケットは、壁面に全体を密着させて取り付けてください。取付部の変形は事故につながります。
- 取付ブラケットは、必ず水平・垂直を出して取り付けてください。曲がった状態だとベースパイプが設置できなくなります。
取付時の注意点
[1]取付け部高さ寸法の設定
取り付け部分の上下に障害物等がある場合は、取付位置に注意してください。
■上部に障害物がある場合
製品上端と障害物下端との間を15mm以上確保してください。
上ケースが取り付けられない場合があります。
■下部に障害物がある場合
製品下端と障害物上端(h)との間をh=60mm以上確保してください。
また、駆動方式により製品下端と障害物上端(h)及び障害物の出巾(d)を下図を参考に設定してください。
※目安寸法となります。
※アーム点線は、風で吹き下げられた時の位置を表します。
例:キャンバス角度15°で障害物の出巾dが600mmの場合、h寸法は300mm以上確保。
[2]外形寸法の設定
間口規格は、外形寸法(上ケース側板外々)を基準としています。
■袖壁のある壁面等に設置する場合
[3]取付け場所の制限
取付け場所は、地面から16m以下(4~5階)を基準として取り付けてください。強風の影響を受けやすい場所への取付けは、お避け下さい。
重量表
「ニュースーパーマキシム・ボックスタイプ」重量表(単位:kg)
※重量はオリジナルキャンバス(420g/㎡)を含んだ本体重量です。
「ニュースーパーマキシム・ボックスタイプ」お取り扱い上の注意事項
- 開閉操作は必ず周囲に障害物のない事を確認してから行ってください。
- 次の場合は必ずキャンバスを巻き取ってください。
- 大雨、降雪時、又はそれが予想される時。
- キャンバスがバタつくほどの強い風、又はそれが予想される時(※目安として風速10m/s程度)。
- 夜間及び留守にする時。
- キャンバス、フレーム等にぶら下がったり、物をぶら下げるなど荷重をかけないでください。製品の破損原因となる恐れがあります。
- 開閉機器のモーター部分には雨水等が直接かからないようにしてください。
- 保護ケースにより開閉機器のモーター部分へは雨水等が直接かからない構造になっておりますが、完全な防水構造ではありませんので、雨水等が保護ケース内に流れ込むような環境や配線の取り回しなどには注意が必要です。
- 巻取サポートの設定がある間口(3.0間以上)の場合、使用キャンバスや設置条件により異音が発生する場合がありますが、使用上は支障がありませんのでご了承ください。
- 安全に長期間ご使用いただくために、製品の定期的な点検を推奨しています。点検、部品の交換、生地の張替え等、お気軽にご相談ください。